WWI イギリス戦車 マークIV メール
【 マークIVメールについて 】 第一次大戦中、イギリス軍が実戦投入した史上初の量産型戦車がマークIVです。西部戦線の塹壕陣地を攻略するために開発された画期的な新兵器、マークI戦車の発展型として登場。1917年3月から約1,000輌が生産されました。その中でもメール(雄型)は大砲を装備した塹壕突破、陣地攻撃タイプで、機関銃のみを装備したフィメール(雌型)も作られました。1917年11月のカンブレーの戦いでは、約400輌のマークIVを投入した大規模な奇襲作戦が実施され、大きな戦果を挙げました。また1918年4月にはドイツ戦車A7Vを相手に史上初の戦車戦が行われ、マークIVメールの砲弾がA7Vに命中、撃破したエピソードも残されています。マークIVは第一次大戦中のイギリス戦車を代表する存在として歴史に名を残しています。