ドイツ重戦車 キングタイガー (ヘンシェル砲塔)
【ドイツ重戦車 キングタイガー (ヘンシェル砲塔)とは】第二次大戦後期の1944年に登場したドイツの重戦車がキングタイガーです。車体前面150mm、側面80mmという分厚い装甲の車体に出力700馬力のマイバッハHL230-P30エンジンを搭載。最初の試作50両がポルシェ社設計の砲塔を載せていたのに対し、量産型はヘンシェル社設計の改良型砲塔を装備、2,000m先の厚さ150mmの装甲板を貫通できる強力な71口径88mm砲を備えていました。1944年初夏から1945年3月までに約440両が生産され、ドイツ軍が形勢逆転を狙った1944年12月のアルデンヌの戦いに集中的に投入されるなど大戦終結の日まで奮戦、連合軍にとって最大の脅威となったのです。