イギリス戦車 センチュリオンMk.III
【イギリス戦車 センチュリオンMk.IIIについて 】第二次世界大戦中の1942年当時、強力なドイツ軍戦車に対抗できる重巡航戦車として開発されたのがイギリスのセンチュリオンです。戦後のイギリスを代表する主力戦車として数多く誕生した改良型の中で、Mk.IIIは強力な長砲身66.7口径20ポンド戦車砲を搭載し、センチュリオンの完成形と言われました。1950年に勃発した朝鮮戦争で初めて実戦に投入。連合軍の危機をたびたび救う活躍を見せ、朝鮮戦争に投入された数多くの戦車の中で最強と評価され、1948年から1956年までにシリーズ最多の約2800輌が生産されました。朝鮮戦争後はヨーロッパ諸国をはじめインドやイスラエル、エジプトなどでも採用され、多くの戦いで高い戦闘能力を実証したのです。